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夢を実現する方法~苫米地英人『立ち読みしなさい!』を読んでみた。~

あけましておめでとうございます。

 

「一年の計は元旦にあり」ということで新年は少なからず自分の目標を意識することが多いと思います。

 

そこで今日は、夢を実現するためのマインド的な部分について最近読んだオススメの本を紹介したいと思います。

 

『立ち読みしなさい!』(苫米地 英人)感想

すごいタイトルですが(笑)、

この本は「夢を叶える攻略本」として書かれています。

たしかに、学校で誰も教えてくれませんよね、「夢の叶え方」って (^-^;

 

「夢の叶え方教えます!」とか言われてしまうとどこか胡散臭い感じがしたり、

夢物語的なイメージしてしまうかもしれませんが、そういう意味ではこの本は現実的です。

 

現実の人生を変えるのに必要な行動とそのために必要な視点に気付かせてくれる一冊ではないかと思いました。

 


立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術(ありがとう出版発行)

 

★この本はこんな人におすすめ

本の冒頭で、「この本はこんな方に読んでもらいたい!」と書かれているので引用します。

1⃣今まで多くの本を読んできたが人生が変わらない。

2⃣いろいろなセミナーに出席したが夢が叶わない。

3⃣失敗することが怖くて行動することができない。

4⃣そもそも叶えたい夢がない。

5⃣自分に自信がない。

6⃣いつもお金に困っている。

7⃣何をどうしていいか分からない。

 

どうでしょうか?

少なくとも、このブログにたどり着いて記事を読んでくださっているあなたには、何か1つぐらいは共感できる項目があったのではないでしょうか?

 

ちなみにこの本は、

「ランチ2回分(1,500円)の価格で、今後一生涯使える価値観とマインド、人生を激変させるパワーまで手にすることができる」

と謳っています(笑)

 

たしかに、

私自身、人生を変えたいと思って新しいことを始め、日々もがいている最中の身なのですが、本を読んで「これでよかったんだ」って元気をもらうことができました。

 

なので、

本気で夢を叶えたい、人生を変えたいというすべての人にぜひ一度は読んでもらいたいと思える一冊ですので、オススメポイントを少し紹介させてください (*´ω`*)

 

★オススメポイント① 夢の探し方まで教えてくれる

夢を叶える以前に、そもそも夢がないことに悩んだことはありませんか?

今でこそやりたいことのある私ですが、昔の私はまさにこれでした。

 

「自分はこれがしたい!」ってはっきり言える友達がかっこよく見えたり。。

 

余談ですが、ジブリの「耳をすませば」っていう作品を初めて見た時、主人公の相手役の男の子が、中学生という若さでバイオリン職人になりたいと世界を目指す姿に、何とも言えない嫉妬とともにショックを受けたことを鮮明に覚えています。

 

大人になって、会社に勤めて、毎日同じような生活を送る人生に慣れてしまうと、何となく、夢を描くこと自体が特別なことのように感じてしまいがちですが、

-やりたかったこと(またはやりたくないこと)、

-嬉しかったこと、

-得意なこと、

-ワクワクすること、

そんな中に夢の原型が潜んでいることに気づかせてくれ、少しずつ、見える化していくことができます。

 

やりたいことを明確にできさえすれば、あとは「本当にやりたいことは勝手にする!」

 

まさにこれはその通りだなって思いました。

 

私は今、もし日本を離れることになっても自活できるぐらいの経済的な自由を実現するという明確な目標があります。

 

そのための手段として、

アフィリエイトも英語もフランス語も全部必要だと思えているから仕事以外の時間はほぼすべてこれらの学習や作業にあてることができているのです。

(もちろん、思い通りに進んでいないことも多々ありますが…(^-^;)

正直、大学受験の時でさえも、ここまで集中して何かを学ぶということはできませんでした。

 

自分の中での「明確な目標を持つ」ということはこれほどの原動力になるのです。

 

私の場合は偶然、身をもってこのような気づきがありましたがこの本を読んでいただければ、すべての人にとって、実際にそんな体験をしたようなマインドの転換を実感してもらえると思います。

 

★オススメポイント②自分の挑戦を妨げるものの正体を知り、打ち勝つ方法を教えてくれる。

今の生活を変えようとしたときに、多かれ少なかれ感じるストッパーの正体について、認知科学者の観点から、わかりやすく解説してくれています。

 

個人的にこの本を読んでよかったと思えた一番の理由はこれかもしれません。

 

何かに挑戦しようとした時、

それが今の生活から大きく外れれば外れるほど、ストッパーがかかりやすいことは想像できると思います。

 

「そんなの無理だよ」「やめておいたら?」

周りの何気ない一言が容赦なく自分の淡い希望を打ち消していきます。

 

ただ、興味深かったのは、

今の世界から飛び出そうとする自分の足を引っ張るのは、周りの人だけではないという点です。

(このあたりは本の中でかなり詳しく書かれています)

 

大事なのは、そういった事実を知ることがそれに打ち勝つ力になるということ。

本を読んでそんな風に感じました。

 

 

タイトル通り「立ち読み」でもいいのかもしれませんが(笑)

立ち読みにはちょっとページ数が多いのでじっくり一度読んでみることをオススメします。

(もちろん、別に中古でも図書館でもよいと思います。)

 

途中にマンガも挿入されていたり、結構読みやすいのであっという間に読み切れます。

 

よくある自己啓発本みたいに「何でもできる」的な自信だけつけて夢を見させておわるというのではなく、夢を具体的に実現するための行動の原動力、努力をするための自信を与えてくれる一冊ではないかと思いました。

 

今の生活をほんの少しでも変えたいと思っている方はぜひ読んでみてくださいね。

 

それでは、また。