語学(英語)

私の英語スピーキング勉強法 ーカランメソッドを選んだ理由ー

こんにちは、chihoです。

今日は語学(英語スピーキングの勉強法)のお話。

 

カランメソッドとは?

みなさん、カランメソッド(callan method)ってご存知ですか?

4倍速で英語脳になる!

という売り文句のイギリス生まれの手法です。

講師が素早く読み上げる質問に対して、

これまた素早く畳みかけるように答える、

徹底的な反復訓練です。

(講師は質問を言い終わると同時に答えも言い始めるため、

生徒はそれにかぶせるようにシャドーイングします。

ただ、質問の中には自由に自分で考えて回答するものもあります。)

 

ちなみにこの「4倍速」はどこから来ているかというと

他の学習方法と比べ、1/4の学習時間でケンブリッジ英検に

合格できるという意味で使われています。

ケンブリッジ英検の難易度は正直受けたことないのでわかりませんが

ステージ1~12まですべてクリアすれば、ヨーロッパ共通参照枠 (CEFR)

C1レベル相当ぐらいには該当します。

 

CEFRをTOEICや英検など他の英語検定のレベルと

対比するとこんな感じ。

出典:英語4技能試験情報サイト より

 

どうですか?

本当にC1までレベルアップできれば

ビジネスでも活用できるレベルですよね?

 

 

リスニングは生のコミュニケーションを経験することで伸びると実感

プロフィールでお伝えしたとおり、

私は学生時代ほとんど英語を話すことができませんでした。

もちろんリスニングもよほど簡単なものしか聞き取れない。

ただ、文法などは割と得意で、

いわゆる、「典型的な日本人」の英語力でした。

 

しかし、大学4年生ぐらいから海外旅行の魅力に取りつかれ、

とにかく1年に最低1~2旅は海外に行くようになりました。

完全なバックパッカー派ではないので、基本的に前もって

だいたいこんな所に行こうかなという計画は立てておき、

宿と交通手段をおおむね決めて、あとは現地で好きなように

楽しむというスタイルで旅しています。

 

しかし、

やはりどんなに前もって調べていても、

旅先でのトラブルは日常茶飯事です。

英語の堪能な友達と旅する機会が多かったので

話す機会は少なかったですが、

バスや電車の時間、ホームの番号、

電車がストになった時の代替手段…などなど

本当に自分もしっかり理解しなければ問題を解決できない!

という事態にたびたび遭遇しました。

 

一生けん命相手の話すことを聞き、

わからなければもう一度ゆっくり言ってもらい、

なんとか自分のできる範囲で自分も返事する、

そんなことを自然と何度も経験していきました。

また、初めての海外旅行の時はまったくわからないことばかりで悔しく

帰国後にしばらくラジオ英会話を聞くようにしていました。

 

すると、

自分でも気づかないうちに、

相手の言っていることが結構わかるように

なっていたのです。

本当にある日突然、急成長していました。

たぶん、2個目の旅ぐらいで

すでに変化が表れていたように思います。

 

あまり伸びなかったスピーキング、そしてカランメソッドとの出会い

ここからが本題ですが、

じゃぁスピーキングは…

実はこれに関しては、ほとんど上達を実感できなかったのです。

 

もちろん、旅行会話程度の

お互いに質問と答えが想定しやすい場面では

そんなに苦労せず話すことができるようになりました。

(旅行の場合はこちらが短い質問をして、

向こうがたくさん答えてくれる場面が圧倒的に多いので特に困りません。)

 

しかし、自分の気持ちや考え方、日常の出来事を自分発信で話すなどの場面では

正直今でも言葉が出てこず、黙ってしまうことも多いです。

特に、旅を通じて知り合いになった現地の方と話しをする際に

向こうは関心をもって私の生活や日本のことなどを聞いてくれているのに、

なんでこんなに伝えられないんだ…というフラストレーションが

どんどんたまっていきました。

 

私はここでようやく、

旅行だけでは使う言葉や場面が限られ、

自然な経験に身を任せるだけではスピーキングの向上に限界がある、

という結論に至りました。

 

漠然と、話す機会を増やす必要があるとは思っていましたが、

その頃はすでにフランス語のレッスンを週に1回習っていたため

これ以上語学学校に通うのは時間的にも経済的にもしんどい

と考え、料金が比較的安価なオンラインの英会話スクールから

始めることにしました。

 

いくつかの体験レッスンで自己紹介を兼ねたフリートークを繰り返し、

なんかこれって確かに話してるかもしれないけど

結局同じような内容しか話してないんじゃ??

と疑問に思い始めた頃に発見したのが

この「カランメソッド」でした。

 

よく英会話の学校に行っても

人が話しているのを聞いている時間が長い

という経験をされた方も多いと思いますが

このカランメソッドはレッスン中

ほとんど強制的にしゃべらされます。

ちょっと疲れている日とかは

本当にレッスンをすっぽかしたいぐらいです。

詳細はまた別の記事でお伝えします…。

 

まだ私はすべてのステージを終わっていませんが、

このカランメソッドに興味を持って

サイトを訪れてくださる方もいると思うので

こちらも実録で効果をお伝えしようと思っています。

ビジネスのテーマよりは更新頻度が少なくなると思いますが

これから始めようと思っている方は所要時間や費用などの

目安になると思いますので参考にしてくださいね。